売れると分かるまでは仕入れない


調査
「まずはみんなが何を欲しがっているかを調べなければダメだ。それがわかるまでは、絶対に何も仕入れはすまい。」100年以上前からの超ロングセラー「とびっきりのお金の話をこれからしましょう」著者ラッセル・コンウェルの一文です。

私はこの言葉こそ商売の基本中の基本だと思っています。
人が欲しいものを提供するその対価として利益を得るということは今も昔も変わっていません。

人間は欲深い動物なので、良いことがありそうだと感じると、本能ですぐにそっちに走り出します。

商売でも同じです。もちろんそれが正解である場合も少なくは無いですが、不正解ということも多々あります。

ここで一歩下がって冷静に客観的にその商品を欲しがっている人に自分が利益を得られる価格で提供できるか?欲しがっている人は多いのか?よく検討してみることです。
ここできちんと判断できれば損することは殆ど無いと言っても過言ではありません。

特に起業して間もない頃は焦りが出てきます。本当に儲かるのか?自分の方法で正しいのか?いろんな悩みも持つでしょう。これは消費者をよく観察することでかなり払拭できるようになります。

商売は自分中心ではなく、お客様中心で考えなければなりません。この商品が好きだから売りたい、自分なら絶対買う、それだけで商品を仕入れると痛い目にあう可能性が高いです。

まずは皆が欲しがっているものは何なのかを調べること。そこからがスタートです。
これが分る者が「商売を制する」と言っても、決して言い過ぎではないでしょう。

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