商品やサービスを販売する時には様々な施策を行うことになりますが、それぞれを
０～１０点で表現する場合、一つでも０のものがあると、全てがゼロになる可能性があります。
商品ページは完璧に出来た。キーワード設定も完璧だ。画像も問題ない。
でもPRはしなかった。こんなケースではいくら商品が良くて販売ページが完璧でもPR不足が響いてアクセスを多く取れないことがあります。
せっかくPR以外を１０点満点でも一つでも０があれば、10×10×10×0＝0となってしまいます。
販売時には必ず抜け落ちの無い様に施策を実施することが鉄則です。
商品導入時の販売テストもよく行うと思いますが、何かが抜けているだけで正確なテストが出来なくなります。
売れないと判断して中止した商品を他の業者が販売して成功するケースも珍しくありません。
全ての施策をきちんと実施しておけば本当に市場に受け入れられないのか、受け入れられるのか、なぜそうなるのか、価格が高すぎるのか、品質の問題なのかなど、正確に判断することができるようになります。
過去の事例でも、良い製品に見えるのになかなか売れず、原因が商品ページの説明不足やキーワードの設定ミスでアクセスが取れないなど、いろいろ見受けられました。
唯一の０点の点数を上げるように実践するだけで、思いもよらない売上げを確保することができた例もあります。
テスト販売でも最初からきちんと全てをすることで、テスト期間も短く出来ますし、何より正確な結果が早く分り判断ができるようになります。
レストランでも味は最高、お店の雰囲気も最高、でも接客がイマイチ・・・
こんなお店は一般的には受けが悪いですね。
ネットでの物販も同じです。商品選びや製作段階から精査し、よりターゲット層の欲求を満たす製品を準備、商品画像もお客様が疑似体験できるような、購入後の自分を想像できるように準備し、商品説明もお客様の不安を解消し、商品によって解決できることを正確に明記するなどしなければなりません。
PRにしてもマスコミが興味を持って取り上げられるような内容にすべきです。
商売は掛け算です。正式に販売をスタートする時はもちろん、テスト販売の時にも、これらをきちんと行いましょう。
